この記事を読んで分かること
投資信託の具体的な内容
目次
そもそも投資信託ってなに?
ポイント
投資信託は基金・ファンドのことで、「投資家から集めた資金を元手に証券会社が株式や債権に投資・運用する仕組み」のことです。
出典:一般社団法人投資信託協会作成
複数の投資家が証券会社の金融商品を購入し、その投資した資金を専門家が運用し、運用益を投資家にバックするという流れになります。
一般的な株式投資とは異なり、たくさんの投資家の資金を元手に運用しているので、小額からでも投資ができるのが大きな魅力ですね。
投資信託の3つの特徴
投資信託の3つの特徴
- 小額から始められる
- 運用は投資の専門家に任せられる
- 分散投資でリスクが軽減できる
小額から始められる
前述したとおり、まとまったお金がなくても、月々100円から投資デビューも可能です。
投入資金が少ないと、それだけリターンも小さいですが、投資に慣れるという点では良いかもしれませんね。
運用は投資の専門家に任せられる
運用会社にいる「ファンドマネージャー」と呼ばれる専門家がいて、その人達が私達の代わりに資産を運用してくれます。
分散投資でリスクが軽減できる
詳細は後述いたしますが、投資信託の商品はパッケージになっており、一つの商品の中にたくさんの銘柄が入っています。
銘柄が多いほど、分散が効き、リスクが軽減できる可能性が高まります。
投資信託と株式投資(個別株)との違い
投資信託と株式投資(個別株)の比較表
投資信託 | 株式投資(個別株) | |
投資対象数 | プロが複数選んだ商品 (パッケージ) | 自分で1つずつ選んだもの |
投資金額 | 小額から自由に選択可能(100円からでもOK!) | 数万から数十万かかる |
投資対象数
投資信託の場合は、選んだ商品がパッケージになっており、一つの商品を買うと複数の銘柄を購入できます。
例えるなら、お弁当が商品でその中のおかずが銘柄というイメージです。 その点、株式投資(個別株)は一銘柄ずつしか買えません。例:ソフトバンクの株を100株とか。。
投資信託で実際の商品について説明します。下記に私も所有しているeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)という商品の詳細図を入れてました。
この商品は8つの銘柄を基に構成されており、国内に限らず、先進国や新興国、債権も含まれています。
複数の銘柄があると、例えばTOPIXマザーファンドが暴落したとしても、残りの7つの銘柄でカバーでき、「分散が効く」とはこういった意味合いになります。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
資産金額
投資信託は基本1株から購入できるので、小額投資が可能です。
株式投資(個別株)の場合は基本100株からの購入しかできないので、どうしても数万から数十万の費用がかかります。
投資未経験・初心者の方は最初のうちは、個別株の投資は避け、投資信託で資産を運用しましょう。
投資信託の種類
投資信託の種類
- 株式
- 債権
- 不動産(REIT)
- コモディティ
- 預金
株式
投資信託の中で、一番ポピュラーなもので、主に国内株式と海外株式があります。
そもそも株式とは、株式会社の権利を示したもので、投資家が企業に出資することにより、会社の利益に応じたリターンを貰えます。
債権
国が企業や投資家から資金を調達するための「借用証明」みたいなもので、国は期間を決めて借金をしている状態を指します。
国内債権は、為替変動の影響が少ないことからリスク分散のため、株式と併用して投資されることが多いです。
不動産(REIT)
実は投資信託の中で不動産の一部をを購入することができる仕組みがあり、それがREITにです。
通常の不動産投資では、百万、一千万単位の資金が必要ですが、REITは投資信託なので、小額の資金で不動産の一部に投資をすることができます。
コモディティ
金、原油、穀物などの日常生活に必要な資源や商品のことを指します。コモディティはインフレに強いのが特徴です。
預金
意識していない方も多いと思いますが、実は預金も資産運用の一部です。
ただ、現在の普通預金金利は0.001%程度です。100万円預けても、返ってくるお金はたったの10円です。中田敦彦さんも言っていましたが、普通預金はジャイアンより酷いです。
投資信託のメリット
投資信託のメリット
- 少ない元手で始められる
- 株式、債権等に分散投資ができる
- 積立設定をした後にやることがない
- 高い透明性
少ない元で始められる
まとまったお金が無くても、月々100円から投資デビューも可能です。
購入資金を増やしていけば、リターンも着実に増えていきます。
株式、債権等に分散投資ができる
投資信託と一口に言っても、色々な種類があります。
株式だけでなく、債権やREIT(不動産)といった様々な投資対象があるので、自分のスタイルに合った投資手法を確立できます。
また、投資信託の商品はパッケージになっており、一つの商品の中にたくさんの銘柄が入っており、銘柄が多いほど、分散が効き、リスクが軽減できる可能性が高まります。
積立設定をした後にやることがない
一度、定期積立の設定を行なった後は、特に何かをする必要はなく、基本放置で大丈夫です。
個別株では、会社の業績等を気にしなければいけませんが、投資信託は分散が効いているので、良質なインデックスファンドに投資をして、数十年寝かしておけばOKです。
高い透明性
投資信託のデメリット
投資信託のデメリット
- 元本保証がない
- 手数料がかかる
元本保証がない
投資のリスクとして、一番に挙げられるのが、「元本割れ」です。
投資を行えば当然、市場の動向により株価の価格変動が起きて、投資金額の価格も変わり、資金を減らしてしまう可能性もあります。
しかし、積立投資は長期運用を続けることにより、ドル・コスト平均法の恩恵を受けることができ、リスクを限りなく減らすことができます。
手数料がかかる
投資信託の運用をするに当たり、必ず手数料が発生します。
また、投資で得た利益は課税対象になるので、税金の取り扱いにも注意が必要です。
なお、投資信託の手数料は購入する商品によって、年率が変わるので、できるだけコストが低い商品を選んで運用するのも賢い選択になります。
投資信託に小額からチャレンジしよう
投資信託について、簡単に説明しましたが、内容が分かっても、いざ踏み出そうとすると怖いですよね。。
私も投資信託の勉強を始めてから、実際に投資するまで、少し時間がかかりました。
ただ、前述したように、小額からでも始められるので、月々1000円程度の積立でも全然いいと思います。
慣れてきたら、少しずつ金額を増やしていけばいいと思うので!
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